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ScalaMatsuri運営ブログ

アジア最大級のScalaカンファレンス「ScalaMatsuri」の運営ブログです。このブログは株式会社はてな様のご協力でお送りしています。

番外編 Scala World 2015レポート その1

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こんにちは、ScalaMatsuriスタッフの@OE_uiaです。

今回は番外編として、2015年9月19日〜23日にイギリス湖水地方で開催されたカンファレンス、Scala World 2015に参加してきましたので、その模様についてお送りします。Scala Matsuri以外のカンファレンスは一体どういう感じなのか、雰囲気を楽しんでもらえたら嬉しいです。

Scala Worldとは?

今回が第一回目となるScalaの国際カンファレンスで、主催者はScala Matsuri 2014にも登壇されたJon Pretty(@propensive)氏です。

9/21-22のカンファレンスにおけるスピーカーはすべてJon Pretty氏による招待者のみとなっており、「consistent, coherent and curated」であることが特徴とのこと。9/20のアンカンファレンスのみ一般公募していました。

開催場所

イギリス湖水地方(Lake District)の都市Penrithに程近い、Rheged Centreが会場でした。

会場入口の様子 f:id:oe_uia:20150926030847j:plain

会場までの道中 f:id:oe_uia:20150926031407j:plain

会場の隣が羊牧場という、とても牧歌的な街 f:id:oe_uia:20150926051259j:plain

開催スケジュール

  • 9/18 夜:有志による飲み会
  • 9/19 日中:ハイキング 夜:有志による飲み会
  • 9/20 午前:ハイキング、午後:アンカンファレンス 夜:Speaker Dinnerないしは、有志による飲み会
  • 9/21 日中:カンファレンス1日目 夜:パーティ
  • 9/22 日中:カンファレンス2日目

特徴

  • 参加者は200人強。イギリス国内2割、ヨーロッパ4割、それ以外4割程度(挙手による概算)
  • 上級者向けセッション中心で、初心者向けのセッションがほぼ皆無
  • 実験的なライブラリ・取り組みの発表が目立つ
  • Workshopと銘打った1時間半程度のデモセッションも複数
  • 犬も歩けば有名ライブラリ作者に当たるほどの密度の高さ
  • 基調講演者がRúnar(@runarorama)氏(Scala関数型プログラミング&デザインの原著者の一人)、Daniel Spiewak(@djspiewak)氏(scalaz-streamメンテナ)の他、登壇者にTypelevelコミュニティの人が多数登壇しており、関数型寄りの人が多め
  • 参加者連絡用のgitterチャンネル及びGitHub wikiがあり、ご飯・飲み会の待ち合わせや、車の同乗者募集などの融通に活用されていた

レポート

開催前日まで

今回の会場はイギリス湖水地方です。アクセスとしてはおよそ成田からLondon Heathrow Airportまで13時間程度のフライトをした後、London Euston駅からVirgin Trainで3時間強かけてやっと最寄り駅のPenrith駅に到着と、とても遠い。なお駅から会場までも車で15分程度かかります。カンファレンス会期中は、会場から徒歩10分程度と近く、比較的安めなTravelodgeを利用しました。

gitter上では、現地のSIMは何がいいか、空港から駅までのタクシーの相乗り募集や、飲み会のお誘いなど、さまざまなやりとりがされていました。

9/18 有志による飲み会

Wikiに飲み会をやるよ〜というJon氏の書き込みが合ったので、若干ドキドキしながら参加してみたところ、Akka Tech LeadのRoland Kuhn(@rolandkuhn)氏、以前日本のMeetupにも登壇されたAkka TeamのKonrad Malwski(@ktosopl)氏、Idris作者でスピーカーのEdwin Brandy氏、SpireCatsのリポジトリオーナーでスピーカーのErik Osheim(@d6)氏を含めた濃ゆいメンバー10人ほどで飲んでいました。

ハイキングやアンカンファレンスなどのScalaWorldの話題中心で結構盛り上がりつつ、明日のハイキング結局バスを予約し損ねたから行けないんだよね、という話をしたら「いや、来いよ!車出してやるから」というオランダのUser's GroupオーガナイザーのJoost氏熱烈なお誘いにあい、急遽参加することに(注:初対面です)。

9/19 ハイキング

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朝9時半ごろにバス(自分の場合はJoost氏の車)で出発した後、1時間ほどで目的地に到着。

難易度別にグループが別れており、自分は一番簡単なコースにしてみました。

Idris作者のEdwin氏、VerizonアーキテクチャチームでスピーカーのPaul氏、sbtチームのEugene Yokota(@eed3si9n)氏およびMartin氏、その他Goldman SachsのAlex氏など、総勢7名のグループで参加していました。道中、PaulさんにVerizon社内の話を色々とお伺いし、とても勉強になりました。Paulさん、なんと息子さんもScalaエンジニアだそう!

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片道2時間ほどのハイク。全体的に斜度はさほどでもありませんでしたが、ところどころ険しいところも。

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目指していた丘の頂上に到着。

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無駄に法被を着てみました。

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集合時間まで2時間ほど余裕ができたので、お茶を飲みながらEdwinさんにIdrisが依存型をどういう仕組みで実現しているかについて、チラ聞きするなどして過ごしていました。

9/19夜 有志による飲み会

ハイキングを終えた全参加者の中でまだ体力のある人だけで飲み会。

Yokotaさんが折角イギリス来たしフィッシュ&チップス食べよう!という提案をして、僕が賛同してYelpでお店を調べていたら、Erikさん含め周囲の人がそれに乗っかってぞろぞろ買いに行き、野外でみんなで食べる、というおもしろい一幕がありました。

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特にErikさんとは「(お店の価格表記が)Standarizeしていないね。ポンドとペンスのseparatorが・(ドット)と-(ハイフン)の2パターンあるから、これvariableなんだね」みたいなしょうもない話をしてゲラゲラ笑ったり、真面目な話をしたり、楽しく過ごしていたら、あとで一杯奢ってくれました。Erikさんありがとう!

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ここまでで興味深かったのが、有名人が色々とそろっていたにもかかわらず、誰も「一緒に写真を撮ろう」と言い出さなかったこと。実は写真を一緒に撮ってもらう行為は「selfie」と言って、あまり推奨されない、度を越すとマナー違反の行為だと考えられているようです。以前、他のカンファレンスで自分もやってしまったことがあるので、これは反省でした。

アンカンファレンス以後の様子は、その2へ続きます!