ScalaMatsuri座長の麻植 @OE_uia です。
CFPへのご応募、並びに投票ありがとうございました。
総勢111件のセッション応募 をいただき、CFP投票制+旅費サポートという一大ニュースを引っさげて超高倍率になった昨年度に比肩するだけの応募数となりました。大変有り難いことです。
なお、今回のタイムテーブルは投票結果を出来るだけ参考にしつつも、トレンドの尊重とカテゴリのカバー率を加味して選考しています。
選考委員としてスタッフ有志、及びスタッフ外から @xuwei_k さんをお迎えしました。 ご協力、誠にありがとうございました。
まだ最終的なスピーカーの予定確認中ですので幾つかTBA(To be announced)になっているスロットがありますが、当日までには公開する予定です。 お楽しみに。
今回の記事では、今年度の豪華な1・2日目のカンファレンス枠についてご紹介したいと思います。 なお、2日目のメインパートは昨年度同様、アンカンファレンスとなります。また1日目にホワイトボードを設ける予定ですので、セッションのアイディアをお待ちしています!
(またこの記事は、Scala Advent Calendar 2016の14日目の記事でもあります。)
このタイムテーブルを見てScalaMatsuriに参加したくなったけど1次チケットを買い逃した皆さん、2次チケットを今月中に販売開始しますのでご安心下さい。
また、全てのスポンサープランには招待枠として入場チケットが含まれていますので、ご所属されている企業・組織単位でスポンサーのお申し込みをいただくという手もあります。ぜひ職場でご相談くださればと思います! (なお、お申し込み詳細は本記事末尾にあります)
カンファンレス・タイムテーブル(12/13時点)
得票数1位は昨年度に引き続き @gakuzzzz さんのV2!
今年度も投票最上位者にはA-1の枠を割り当てさせていただきました。 それがなんと、昨年度ScalaMatsuri 2016に引き続き、 @gakuzzzz さんのV2!誠におめでとうございます。
今回のトークは「Readable Scala」です。
ここからは、得票数順不同です。
今年のトレンドはストリーム処理
昨年度はリファクタリング、及びFunctional Programmingが人気を博していましたが、 今年度はAkka Streamsをはじめとしたストリーム処理関連のトークの応募が目立ち、かつ得票数も多めの傾向に有りました。
- 木村宗太郎さんによる「ストリームデータ処理入門」
- 角本幸生さん、西村政輝さんによる「DMMのAPI GatewayをAkka StreamsとAkka HTTPで作り込んでみた」
- Krzysztof Ciesielskiさんによる「Akka Streams による Kafka の Reactive 化」
- Konrad Malawskiさんによる「ストリーミング・ワールドのためのサバイバル・ガイド」 になります。
入門から実例紹介、そしてReactive Kafkaの作者やAkkaコミッタのトークまで揃う豪華でカバレッジの広いラインナップと成りました。
次世代のScala
もうひとつのトレンドは、次世代のScalaとでも言うべき、新コンパイラ、及び新しい実行環境のトークが人気を博しました。
- Sébastien Doeraeneさんによる「Scala.js 1.0.0 への道」
- 竹添 直樹さんによる「Scala WarriorにおけるScala.jsとタイプセーフなWeb開発」
- Guillaume Martresさんによる「次世代Scalaコンパイラー Dottyの今」
- Felix Mulderさんによる「Dotty と新しい Scala 開発エクスペリエンス」
Scala.js作者のSébastienさん及び、Scalaの著名なOSSプロダクトであるGitBucket作者の竹添さんによるScala.jsのトークです。 Scala.js作者による歴史的なマイルストーンやロードマップについての話から、実際にScala.jsを使用したプロダクトを交えたScala.jsの使い方の紹介と、対照的なトークを連続して配置しました。
Sébastienさんについては、実はScala Days NY 2016でお会いしたときに誘って応募してもらったという個人的な経緯もありまして、とても楽しみです。
Guillaumeさん及びFelixさんはお二人共EPFLでOdersky教授とともに次世代ScalaコンパイラDottyを開発している方です。 お二人のトークの人気ぶりと、日本でも話題に登ることの多いDottyの話を日本で(しかも直接開発者から)聞ける機会は他にほぼありえないということを鑑みて、トピックの重複は気にせず2つともタイムテーブルに配置しました。
国内外のScala企業の動向
- 加藤 潤一さんによる「ChatWorkのScala採用プロダクト “Falcon” リリースまでの失敗と成功の歴史」
- 角本幸生さん、西村政輝さんによる「DMMのAPI GatewayをAkka StreamsとAkka HTTPで作り込んでみた」
- Yoshimasa Niwaさんによる「新サービスをゼロから開発してローンチするのに大切だった3つのこと」
日本のScalaエンジニアの関心が高いであろうChatWork社の最新事情について、かとじゅんさんからご紹介いただきます。 またストリーム関連でもご紹介したDMM社のお二方のトークや、Twitter社のNiwaさんによるトークなど、豊富なラインナップでお送りします。
その他にもLagom, Finch、DeepLearning4jなど著名なOSSプロダクトのトークなど、すでに公開されているが紹介しきれないものや、まだ公開されていない興味深いトークが多数あります。 また折を見て紹介できればと思います。
将軍スポンサーの募集締め切り(12/22)のお知らせ
こういった非常に豪華なラインナップを今回実現できたのも、協賛くださる企業・個人の皆様のお陰です。誠にありがとうございます。 12/13現在において
- 将軍スポンサー 3社
- 大名スポンサー 8社
- 旗本スポンサー 5社
- 侍スポンサー 8社
- 忍者スポンサー 2名
- 常設ブース7枠(完売)
にご協賛いただいております。 特に将軍家の株式会社セプテーニ・オリジナル様、マーベリック株式会社様、株式会社サイバーエージェント様、誠にありがとうございます。
さて。 そんな将軍家にまだ1枠だけ空きがあることにお気づきでしょうか?
将軍スポンサーには
- Webページのfirst viewにロゴ配置
- 1分間動画を複数回流せるCM枠
- 常設ブース付き
- ノベルティグッズへのロゴ掲載
- Web求人情報掲載
- 貴社ノベルティをトートバッグへ封入
などの全部のせの特典に加えまして
- A会場の講演台付近のバックパネルへのロゴ配置
- 館内装飾用の提灯への社名記載
- Tシャツへのロゴ記載(NEW!)
などの将軍のみの特別な特典をご用意しております。(各特典の詳細についてはこちらの資料をご覧ください)
会場内でロゴ・社名を見かける回数という意味において、確実に過去最大のブランディング効果があるスポンサー特典です。 (なお、トップの写真の提灯は昨年度作成した「すからまつり」銘の提灯です。細部は異なる可能性がありますが、ご参考まで)
そんな将軍スポンサーですが、将軍だけの特典の発注期限の関係で、12/22(木)23:59 JSTをもって募集を締め切らせていただくことになりました。
この機会にぜひご検討下さい。なお、既に他のプランでお申し込みいただいている方からのグレードアップも承っておりますので、 その場合はsponsor2017 [at] scalamatsuri.org へご連絡下さい。 なお12/22以降も、他のプランの募集は継続します。
お申し込みはこちらからお願いします。
それでは続報にご期待下さい!