12/2日土曜日にScalaMatsuri主催で「AkkaにPull Requestをあげようハッカソン」を開催しました。
ご参加いただいた皆様、講師役として来てくださったKonrad Malawskiさん、誠にありがとうございました!
4時間に渡った長丁場のハッカソンを終えて、結果は参加者数3人中2人の方にPull Requestをあげていただくことができ、もう一人の方もあと少しでPull Requestをあげていただけるであろう段階までいきました。参加者の皆様、Konradさんのお陰で大成功のうちにイベントを終えることができたと言えると思います。
さて今回のイベントですが、ScalaMatsuri Training Day(2018年3月16日 金曜日)にて同様のハッカソンイベントを行うためのテスト開催という位置づけでした。 そのため、今回得たフィードバックをもとに、ScalaMatsuri期間中はさらにパワーアップした形で、みなさまのOSSコントリビューションを後押しするハッカソンにしてまいります。
それでは今回のハッカソンの様子を写真とともに紹介していきたいと思います。 会場提供はScalaMatsuri将軍スポンサーでもあるセプテーニ・オリジナル様。
同社からkawachiさんaoiroaoinoさんのお二人にもサポート役として参加していただきました。そしてセプテーニ・オリジナル様ではScalaエンジニアを募集中ですので興味のある方はぜひお二人に話してみてください!
ハッカソンが始まって、真剣にイシューに取り組む皆さんの様子です!
途中、一時間半ほどたったところで軽食が提供されました。
下の写真はkencharosさん、かなりトリッキーなAkka HTTPのURLパーシングのイシューに取り組んでいらっしゃいました。
そしてついに…開始約三時間半後最初のプルリクエストをあげたKoji Matsumiyaさん、いい笑顔です!
The first #akka Pull Request is created in #ScalaMatsuri OSS hakka-thon!!👏👏👏 pic.twitter.com/knaFKBkvbe
— Taisuke OE (@OE_uia) 2017年12月2日
こちらは2つめのpull requestをあげたtakashima0411さんです。
2nd #akka Pull Request by @takashima0411 ! Awesome👏#ScalaMatsuri #scalajp pic.twitter.com/bCrGvYjr93
— Taisuke OE (@OE_uia) 2017年12月2日
あらためて、4時間でPull Requestをあげることができたのはかなりハイレベルな結果だと思います。 私が最初にAkkaにコントリビュートした時はPull Requestを上げるまで1ヶ月近く掛かったと思います。ドキュメントを修正する単純なイシューでしたが、それでも時間がかかりました。Konradさんも最初のPull Requestは3週間ほどかかったという話をされていました。Lightbend社(当時はTypesafe社)に所属する前に最初のAkkaコントリビュートを行ったそうです。 反対に言うと、一人で行っていたらそれくらい時間のかかる作業を、一日のうちに終えることができる非常に利用価値の高い機会になったと思います。
テスト開催であった今回は対象プロジェクトがAkkaのみ、参加者数3人という小規模なイベントでしたが、次回は複数のOSSプロジェクトを対象により参加者数も増やして開催するつもりです。よりたくさんの方にOSSコントリビュートしていただける機会にしていきます。それではみなさま、OSSハッカソンも行われるScalaMatsuriにてお会い出来ることを楽しみにしております!
ScalaMatsuriスタッフのリチャード伊真岡でした。
追記: Lightbend様からもご支援のツイート頂きました!
It’s great to see the “Zen of #Akka” with @ktosopl finding <3 in Japan :) https://t.co/rYDsnX4t6J
— Lightbend (@lightbend) 2017年12月5日
It’s indeed a rare thing to see @ktosopl raising new #Akka PRs in the wild… ;-)
— Oliver J. White (@TheOTown) 2017年12月5日