ScalaMatsuri運営ブログ

アジア最大級のScalaカンファレンス「ScalaMatsuri」の運営ブログです。このブログは株式会社はてな様のご協力でお送りしています。

私、ScalaMatsuriで転職しました Vol.3 株式会社FLINTERS 河内崇(@kawachi)さん

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ScalaMatsuri座長の麻植(@OE_uia)です。

ScalaMatsuri 2018のスポンサーを10/31(火)15時より募集開始するにあたりまして、特別企画として将軍スポンサーの株式会社FLINTERSさまに今年就職された河内崇さん(@kawachi)のお話をお伺いしてきました。

ScalaMatsuri 2018 スポンサー募集のお知らせ

「私も先日スクラムマスターの資格をとりました」

Q.それではよろしくお願いします。河内さん(@kawachi)の現在の社内の仕事と、OSSやコミュニティの活動について教えて下さい。

A.私の仕事は、大きく2つ有りまして、1つは社内の技術レベルを向上させることです。 自分で社内向け勉強会を開催したり、他の方が主催する勉強会のスピーカーを調整したりしています。 先日はCatsとScalaCheckの勉強会を社内で開催しました。また採用活動にも関わっています(後述)。

もう1つは、PYXIS事業のシステム開発です。 開発というより裏方とか支援部隊的な仕事が多いですが、たまに開発の現場に出たりしています。 例えば、弊社ではスクラム開発をしており、スクラムアライアンスの方に講師で来ていただいたり、スクラムアライアンスが主催するセミナーに参加したり出来るのですが、私も先日スクラムマスターの資格をとりました。

社外の活動でいいますと、rpscalaという勉強会が本郷で隔週でありまして、そこにはよく行っています。  rpscalaには色んな人がいて、居心地が良いなと感じています。勉強会というより同好会みたいな感じです。 また、ScalaMatsuriの運営にも関わっています。ScalaMatsuriについて、詳しくはまた後で。

OSSは、あまり大きいプロダクトを持っているわけではないですけど、今はOSSを仕事で使わないということはないご時世なので、仕事で使うものを中心にコントリビュートしています。

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「自分で判断するためには、自分で事業を理解できる必要があると思いました」

Q.転職のきっかけについて教えて下さい。

A.やむにやまれずというところがありまして、前職で勤めていた会社の経営的な事情で、仕事自体が今年の1月中旬になくなってしまったんです。

Q.それは災難でしたね。転職活動をどのように進めたか、教えていただけますか?

A.仕事自体がなくなるという事件後、すぐに転職を活動をはじめました。 いい機会だったので、色々な会社を見てみよう思っていました。そんなときTwitterで「あ、就活しなきゃ」とふと呟いたら、色んな方からメンションでお誘いいただいて、大変有りがたかったです。

その上で、「色々な会社をみてみる」というのが今回の目標でしたので、 自分の評価基準を作って、それに照らしあわせて情報を整理していました。

ひとつは、事業についてです。 事業規模がどのくらいか、そしてその事業が自分に理解できるか。 前職では経営が厳しくなったので、将来に渡って経営が安定しているところがいいなと思っていまして、それを自分で判断するためには、自分で事業を理解できる必要があると思いました。

二つ目は、環境についてです。 職場のロケーションや、机や椅子が良いかなどです。給与とか福利厚生もここに含まれます。

三つ目は、自分にあってそうかどうかです。 自分の技能がこの会社で伸ばしていけそうか、雰囲気が合いそうか、みたいなところです。

「Scalaを使っている会社の一覧として一番使いやすいのがScalaMatsuriのスポンサーリストだと思いました」

Q.ScalaMatsuriを転職活動の中でどのように使ったかについて教えて下さい。

A.基本的にはスポンサーのリストを活用させていただきました。 ScalaMatsuriにスポンサーしているということはScala人材を求めている会社なので、基本的に上の方から順番に、自分にあうかも、と思った会社にあたっていきました。つてが無かった会社には、知人に紹介してもらったりもしました。

基本的に私は、より安全でツールなどでサポートされる開発環境がいいなと思っていまして、そういう意味においてScalaが使える環境で働きたいし、Scalaがもっと広まって欲しいと思っています。 なので、Scalaを使っている会社の一覧として一番使いやすいのがScalaMatsuriのスポンサーリストだと思いました。

Q.その中で、FLINTERS社に決めた理由について教えて下さい。

A.Twitterなどでお声がけいただいたり、ScalaMatsuriのスポンサーリストから実際にコンタクトをとった会社は、合計で11社ありました。そこから最後3社ぐらいになったとき、先ほどの評価軸ではどこも高評価だったのですが、その中で、FLINTERS社の雰囲気が自分とマッチしそうだと思いました。最後は感覚で決めましたね。

入社してからの話になりますが、机が昇降できるのはとてもいいです。私は長時間座っていると腰が痛くなるので、スタンディングデスクでよく仕事していますが、快適です(笑)

Q.FLINTERS社での採用活動にも、積極的に関わってらっしゃると聞きました。

A.勉強会で知り合った人などで、就職先を探している人を誘って採用していきました。私自身入社してみて、環境の良さを感じているので、自信をもって勧められるのが大きいです。

実際に誘って入社してくれた青山くん(@AoiroAoino)も、張沢さんも、森さんも、全員rpscalaでよく会うメンバーです。

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Q.どんな方とFLINTERS社で一緒に働きたいですか?

A.まず、Scalaを書ける方とは是非一緒に働きたいです(笑) 「Scalaを仕事でやりたいけど、今の職場では様々な理由でできない」という方は沢山いると思うんですよね。そういう方にはぜひお声がけ頂きたいです。 また、スクラムでのチーム開発やDDDに興味がある方、広告事業やマンガアプリに興味ある方もぜひ来ていただけると嬉しいです。

まずはお友達から(笑)じゃないですけど、気軽にお会いしてお話しましょう。

まとめ&PR

今回お話いただいた河内さんのケースでは、ScalaMatsuriのスポンサーリストを今まさにScalaを使っている会社の一覧としてご活用いただいていたようです。

そんなScalaMatsuri 2018 スポンサー募集は、10月31日15時に開始する見込みです。ぜひご検討下さい!

また、既にScalaMatsuri2018 CFPを開始しております。みなさまのご応募お待ちしています!