ScalaMatsuri運営ブログ

アジア最大級のScalaカンファレンス「ScalaMatsuri」の運営ブログです。このブログは株式会社はてな様のご協力でお送りしています。

ScalaMatsuri 2019 OSS ハッカソンの参加者募集中!今年もOSSコントリビュータを目指そう!

ScalaMatsuri 2018 にて大好評だったハッカソンイベント、OSSハッカソン が今年も開催されます!

「日本国内からもっとたくさんのScala OSSコントリビュータが生まれてほしい」という願いのもと、昨年第一回を開催したOSSハッカソンですが、コントリビュータやメンテナのご協力のもと、参加いただいた皆様から大変好評でした。 今年も、皆さんのご協力によって、再びOSSハッカソンをお届けできるようになったことを大変うれしく思っています。

現在、下記イベントページにて、参加者募集しておりますので、ぜひご参加ください。

scalaconfjp.doorkeeper.jp

※注意点

  • 持ち物: ハッカソンなので必ずノートPCを持ってきてください。電源は会場にあります(WiFiは株式会社サイバーエージェント様のご協力により、会場で用意しております)
  • 各プロジェクトの希望人数が多い場合には、人数調整の結果参加いただけないこともありますのでご了承ください

概要

ScalaMatsuri2019では、6月27日木曜日に「ScalaMatsuri 2019ワークショップDAY」にてOSSハッカソンを開催します。

このハッカソンの魅力は、メジャーなOSSプロジェクトのメンテナやコントリビュータの方々をお招きして、直接彼らからコントリビュートの方法や、取り組むべきissueのアドバイスなどを受けられることです。最大25名の一般参加者の方に、実際にPull RequestをあげてマージされるまでのOSS活動を実践していただきます。

あなたがOSSのコントリビュータとなる絶好のチャンスです!

昨年度のハッカソンの様子がどのようなものか知りたい、という方は、前回参加された方が書いてくださったブログ(ありがとうございます)が参考になるかもしれません。

tanishiking24.hatenablog.com

テスト開催となった「AkkaにPull Requestをあげようハッカソン」の様子は、こちらをご覧ください。

blog.scalamatsuri.org

対象OSSプロジェクト

今回のハッカソンも、前回同様、総勢6名のOSSメンテナ・コントリビュータ陣が参加されます。彼らと一緒にハックして盛り上がりましょう!

Sébastien Doeraene - Scala, Scala.js

Sébastien Doeraene 氏は、Scala.js の作者として知られているコンパイラハッカーです。

github.com

Piotr Gawryś - Monix, Monix-Kafka

Piotr Gawryś 氏は、ScalaおよびScala.jsに対応した非同期ライブラリである Monix/Monix-Kafka のメンテナです。

github.com

Alexander Konovalov - Scalaz projects

Alexander Konovalov 氏は、Scalaz及び関連プロジェクトのコントリビュータです。

github.com

Flavio Brasil - Quill (getqull.io)

Flavio Brasil 氏は、コンパイル時にSQLやその他の言語向けにクエリーをビルドするライブラリである Quill のメンテナです。

github.com

Lars Hupel - Cats, cats-collections, Spire

Lars Hupel 氏は、Cats および cats-collections, Spire のメンテナです。

github.com

Pierre Ricadat - Scalaz ZIO

Pierre Ricada 氏は、Scalaによる並列並行プログラミングをサポートするライブラリである ZIO (a.k.a. Scalaz ZIO) のメンテナです。

github.com

OSSの主役になろう!

オープンソースソフトウェアは、多くの人たちの貢献を、様々な形で集めることで開発が継続しています。OSSを利用するのも、その参加の一つの形です。今回のイベントでは、そこから一歩進んでコントリビュータになることで、更に深くOSSの世界に足を踏み入れ、素晴らしい冒険を楽しんでもらいたいと思っています。

ScalaMatsuriは、Scalaに関連するOSSプロジェクトを中心に取り上げることで、皆さんのOSSライフがより豊かなものになることをサポートします。

必ずしも時間内にPull Requestをあげる必要はありませんし、完璧な英語でコミュニケーションをとる必要もありません。ScalaMatsuriのために来日したエンジニアの方々と、コードを交えながらコミュニケーションを取って、OSS貢献を体験する貴重なチャンスになることを願ってます。

繰り返しになりますが、こちらのイベントページにて参加者を募集しています。人数に限りがございますので、お早めにどうぞ!

scalaconfjp.doorkeeper.jp