表題の通りハッカソンの参加者を募集しています。ぜひご応募ください!
持ち物: ハッカソンなので必ずノートPCを持ってきてください。電源は会場にあります。 WiFiは、WiFi奉行スポンサーであるサイバーエージェントad tech studio様提供のもと会場で用意しております。
ScalaMatsuri2018では3月16日金曜日にScalaMatsuri 2018と同会場にてOSSハッカソンを同時開催します。 あなたが有名OSSのコントリビュータとなる絶好のチャンスです!このハッカソンでは複数の有名OSSプロジェクトのメンテナを会場にお招きし、最大30名の一般参加者の方にOSSメンテナのサポートのもとコントリビュート(Pull Requestを揚げてマージ)を目指してもらいます。
- 参加希望は第三希望まで入力していただきますが、当日参加するプロジェクトはひとつです
- ScalaMatsuri準備委員会で各プロジェクトごとの参加人数調整の後、参加していただける方には指定のプロジェクト名とともにメールで連絡を致します
- 各プロジェクトの応募人数が多い場合には、人数調整の結果参加いただけないこともありますのでご了承ください
ハッカソンの様子がどのようなものか知りたい、という方は前回開催の様子をこちらからご覧ください。
私達ScalaMatsuriスタッフは日本国内からもっとたくさんのScala OSSコントリビュータが生まれてほしいという願っています。そのきっかけを作れないかと考えてきたところ、海外で行われている類似のイベントにヒントを得て、今回のハッカソンを開催することになりました。
さて今回のOSSハッカソン、総勢5名の非常に豪華なOSSメンテナ陣が参加をしてくれることになりました。それでは簡単ですが以下にメンテナの方々の紹介を載せていますので、御覧ください。
Daniela Sfregola - twitter4s
PayTouchでのTech Leadであり、Manning社でGet Programmiong with Scalaという本を執筆中です。OSS活動としてはtwitter4sライブラリの作成者であり、(コレは私が個人的にとても強い興味を持った領域なのですが)ランダムなデータを使ったScalaCheckでのテストを行うライブラリの作成も行っています。圏論への造詣も深く、Scala Days、Scala By the bayを始めとした各種カンファレンスで圏論入門者向けのトーク、あるいは上記で述べたScalaCheck用ライブラリに関するトークを始め数多くの登壇経験があります。今回のハッカソンでは
のメンテナとしてお招きしています。みなさん、twitter大好きですよね!Scalaからtwitterを便利に使えるようにコントリビュートしましょう。 random-data-generatorも皆さんのテストを楽しくしてくれる最高にイケてるライブラリですよ!
Martin Thompson - aeron, agrona, simple-binary-encoding
Java界の大物がハッカソンに参加してくれることになりました、ハイパフォーマンスなJavaコードの大家です。MartinさんはLMAX Disrupterの作成者であり、Mechanical Sympathyというコンピュータのハード面を意識したプログラミング手法を扱った技術ブログの執筆者であり、またaeronの作成者であり、正直経歴がすごすぎてあげていったらキリがありません。より詳しい経歴はReal Logic - Aboutから御覧ください。
今回は以下の3つのプロジェクトのメンテナとして参加していただきます。Martinさんから直接指導を受けられる機会なんてホントにないですよ!!
Konrad Malawski - akka, akka-http, alpakka
前回ハッカソンも手伝ってくださったKonradさんです!
Lightbend社のシニアエンジニアであり、akka、akka-httpのメンテナでもあります。akkaに関しては2013年以降はずっとコミット数ランキング二位(一位は現akkaテックリードのPatrick Nordwallさん)でまさにakkaを代表する、akkaを知り尽くしたといえる超凄腕エンジニアです。Reactive Streamsをリードする一人としても活動しています(reactive-stream-jvmでも一位とほぼ同数コミットランキング二位です)。カンファレンス登壇に関しては、海外の多数の有名カンファレンスでの登壇とともにScalaMatsuriでの発表経験も豊富にあるので、彼のトークをご覧になった方も多いのではないでしょうか。今回は
の三つのプロジェクトのメンテナとして参加してくださいます。
Eugene Yokota - sbt, sbt-plugin, zinc
Lightbend社でtooling teamのテックリードとして活躍するEugeneさんも参加してくださいます。2014年以降はずっとsbtのコミット数一位のメンテナでありまさに世界一のsbtエキスパート。また関数型方面への造詣も深く、Eugeneさんの執筆した 独習 Scalaz — 独習 Scalazや 猫番 — 猫番といった一連の記事を参考にScalazやCatsを学んだScalaプログラマも非常に沢山いるはずです。EugeneさんはScalaMatsuriスタッフとしても、またScalaMatsuri登壇者としても精力的に活動されているので、ご存じの方も多いかと思います。今回は
のメンテナとして参加してくださいます。いつもお世話になっているSBTにコントリビュートして、よりSBTを使いこなせるScala人生を歩みましょう!
瀬良 和弘 - ScalikeJDBC, Skinny Framework
日本のScala OSSのメンテナの中で最も有名なうちの一人であるスーパースター、瀬良さんもハッカソンに参加されます!SmartNewsのVP of Engineeringであり、ScalikeJDBCとSkinny Frameworkの作者です。OSS活動自体にも造詣が深く、各種カンファレンスで技術的な内容での登壇はもちろん、OSS活動を盛り上げるための方法論のトークをメンテナとしての視点からもコントリビュータの視点からも行っています。今回は
の2つのプロジェクトのメンテナとして参加してくださいます。
ぜひご応募ください!!
いかかでしたでしょうか?メンテナの皆さんの快い協力のおかげで本当に充実したラインナップになりました。
もちろん参加を考えていらっしゃる方の中には、Pull Requestを時間内にあげられるか心配で(または英語に難を感じて)ハッカソン参加をためらってしまう方もいるかもしれません。時間内にPull Requestをあげられなくても心配ありません。現実的には 参加者全員がPull Requestをあげることは各イシューの粒度もあって非常に難しいと思いますし、もちろんハッカソンが終わってからいつでも時間のあるときに作業を継続していただくことが出来ます。前回ハッカソンでも、開催後も作業を継続し数日後にPull Requestをあげてマージされた方がいました。英語に関しては「可能な限りのサポート」とはなりますが、英語をある程度話すことが出来るスタッフを数人配置する予定です。
繰り返しですが、応募はこちらから!
以上スタッフのリチャード伊真岡でした。